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生きた動物体内で細胞や分子の動き・相互作用を可視化し、時間的変化を追跡する技術。
生命現象をその場で解析できる点が特徴。
遺伝子発現、タンパク質発現、代謝物・脂質など細胞内のコンテンツを包括的に定量解析する技術。
肝臓の最小組織構造単位のことで、六角形様の構造をとり、門脈(頂点部)から中心静脈(中心部)に向かって血液が一方向性に流れる。
この単位構造の中で、エネルギー代謝、解毒、胆汁産生など多彩な生命活動が行われている。
肝臓内における門脈・肝動脈・胆管が束になった部位を包む結合組織。
物質の濃度が場所によって異なる状態を指す。
ATPはアデノシン三リン酸のことであり、リン酸結合が切れる際にエネルギーを放出し、これが生命活動を支える原動力として働く。
生体エネルギー物質ATPを可視化する蛍光プローブ。
緑色蛍光タンパクGFPと橙色蛍光タンパクOFPをATP結合ドメインを有するリンカーで繋いだ構造をとる。
ATPが低濃度の場合はGFP蛍光が生じ、高濃度の場合はOFP蛍光が生じる。
色調によってATP濃度が定量的に計測できる。
Lysosyme M(Lyz2)のプロモーター直下に緑色蛍光タンパクGFPをノックインすることで、この遺伝子をマーカーとして発現する細胞を可視化したマウス。
このマウスでは、好中球をはじめとした顆粒球と一部のマクロファージがGFPで可視化される。
白血球の一種で、細菌など異物の侵入に対して最初に反応する免疫細胞。
異物を貪食し、活性酸素や酵素で殺菌して感染防御を担う。
細胞1個ごとの網羅的な遺伝子発現を調べる手法。
平均値しか分からないバルク解析と異なり、一つ一つの細胞の多様性や希少集団を明らかにできる。
波長約405nmの紫色のレーザー光。
蛍光色素の励起や分子の活性化に使用される。
クラゲ由来の緑色蛍光タンパク質が青色光で励起され緑色に光る現象。
遺伝子発現や細胞の動きを可視化するツールとして広く応用されている。
細胞を1個ずつ流路に流しながらレーザー光を当て、細胞の大きさ、複雑性、蛍光染色した分子を測定する装置。
細胞の性質を高速かつ定量的に解析できる。
主にマクロファージに発現するスカベンジャー受容体で、細菌、ウイルス、死細胞由来分子など炎症を誘導する物質(異物)を捕捉し、これらの貪食を促す。
異物除去や炎症制御に関与する。
免疫細胞などが分泌する情報伝達タンパク質。
炎症を促す催炎症性サイトカインと、炎症を抑える抗炎症性サイトカインがあり、免疫反応のバランスを調節する。
炎症を抑え組織恒常性を保つ働きをもつ保護的マクロファージ。
マウスに経口投与して腸管バリアを破壊する実験モデル。
炎症性腸疾患やリーキーガットの病態解析や治療研究に用いられる。
腸上皮細胞、粘液、免疫細胞が協調して腸内共生微生物や有害物質の侵入を防ぐ防御機構。
慢性炎症や組織傷害によりコラーゲンなどの線維成分が過剰に蓄積し、組織が硬くなり機能が低下する病的変化。