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子房(ovary)は、被子植物の雌しべの基部を構成する器官で、内部に胚珠(ovule)を含む。
イネ科植物では1個の胚珠をもち、受精後に子房が発達して穎果を形成する。
シュート(shoot)は、植物の地上部を構成する単位で、茎と葉、およびそれに付随する芽からなる。
イネ科植物では、節と節間をもつ茎と葉鞘・葉身から構成され、分げつとして増殖し、生殖成長期には花序を形成する。
異なる波長特性をもつ3種類の蛍光物質を用いて、同一標本内の異なるターゲットを同時に標識する手法。
各蛍光色素に対応した3種類のフィルターを用いて画像を取得する。
励起光と蛍光の検出光が同一の対物レンズを通過する方式の蛍光顕微鏡。
試料上方から励起光を照射し、発生した蛍光のみを検出する。
切片試料の表面付近の情報を高コントラストで取得できるため、組織内における菌糸分布の局在解析に適している。
イネ科植物の小花(floret)は、その基部を外穎(lemma)と内穎(palea)に包まれる。
タケ類では、花弁が退化したものと考えられる3枚の鱗被、3本の雄しべ(stamens)、および1本の雌しべ(pistil)からなる完全小花と、雌しべや雄しべが退化した不完全小花が存在する。
内生菌とは、植物組織内に定着し、宿主に対して顕著な病徴を示さない微生物の総称である。
タケ類てんぐす病菌の場合、シュートが細く徒長し、繰り返し分岐する「てんぐ巣」症状を引き起こすほか、宿主外部に子座を形成するため、完全な内生菌には該当しない。
頂芽優勢とは、シュート先端に位置する頂芽の成長によって、下位にある側芽の伸長が抑制される現象である。
この現象は主にオーキシンによって制御される。
花序(inflorescence)とは、シュート頂分裂組織が栄養成長から生殖成長へ転換することによって形成される花の集合体である。
複数の花が一定の様式で配列した構造を示し、イネ科植物では小穂が集合して花序を構成する。
小穂(spikelet)は、イネ科植物の花序を構成する基本単位であり、タケ類ではおおむね2~4個の小花(floret)が軸上に配列する。
通常、小穂の基部は2枚の包穎(glume)に包まれるが、ハチクでは包穎は1枚である。
セルロースは、β-1,4結合によってグルコースが直鎖状に連結した多糖であり、植物細胞壁の主要な構成成分である。
一方、真菌類の細胞壁の主要成分は、N-アセチルグルコサミンがβ-1,4結合で直鎖状に連結した多糖であるキチンである。
菌糸侵入機構とは、真菌類が植物組織内へ侵入する際の物理的・化学的プロセスを指す。
付着器による物理的穿孔、多糖分解酵素(セルラーゼ等)による細胞壁成分の分解、あるいは気孔や損傷部からの受動的侵入など、さまざまな戦略が知られている。